1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:20:44.37 ID:ll39DH0E0
チラ裏進行だぜ。






2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []:2008/10/12(日) 21:21:26.64 ID:sJxqPPrt0
やめとけ







自分語り系のスレが受け付けない方や、同和問題に関する話題が苦手な方はスルーして下さい。




   










3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:21:35.17 ID:NCkLFyBm0
クラナド


>>3
俺CLANNADしらん






4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:21:51.80 ID:ll39DH0E0
俺は小学校に上がった辺りからイジメを受けてた。いわゆる同和問題ってやつが原因でね。
学校に行くと必ず蹴られる、靴が無くなる、教科書捨てられる。
最初の頃は泣き続けてたけど、何やっても無駄だって分かってから泣くのを止めた。
その頃はいつも教師に頼って助けてもらってたけど、教師が俺を虐める側にまわってからは人に頼るのも止めた。
過激な親ってのが結構居てね、学校側に脅しをかけるんだよ。あの子はどこどこに住んでるから同じように扱うなってさ。
なんていうかね、学校ってか地域ぐるみのイジメってやつ?
俺超フルボッコで涙目wwwwwww涙出ないんですけどwwwwwwww






6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:22:38.25 ID:ll39DH0E0
そんなことがあっても学校は行き続けた。かーちゃんとかとーちゃんとか悲しませるの嫌だったし。
たまに聞いてくるんよ、「学校は楽しい?」って。
俺が「皆遊んでくれるし先生も優しい!」っていうと親が安心すんの。
俺策士wwwwwwwwwwうぇうぇwwwwww
かーちゃん喜んでるwwwwwwwマジウレピーwwwwwwwww
とーちゃん皆で遊びなさいってサッカーボール買ってくれたwwwwwwwwwwせんきゅうwwwwwww
そのサッカーボールは次の日に焼却炉に入れられたwwwwwwwww






7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:23:22.30 ID:ll39DH0E0
別に悲しいとかおもわなかった。親が安心してるのが何より嬉しかったし。
学校も外も楽しくないし嫌いだったけど、親の笑顔は好きだった。世界で一番好きだった。
だからガキな俺だったけどそれでも親の笑顔を見ようと必死になった。親孝行のつもりだった。
親もいろいろ差別とかされて大変だったからさ、俺だけはその被害者になって欲しくないって思ってたんだろう。
俺が「差別って何?おいしいの?」って感じでいるから親は安心してた。
安心した親を見ると俺も安心した。
親は十分悲しんだんだから、これからは安心して暮らして欲しいって思ってた。






8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:24:03.47 ID:ll39DH0E0
中学に上がったらもっと酷くなった。
机の中にネズミの死骸とか入れられたりもした。給食にGも入ってた。
体育の時はさりげなくボコられた。教師は笑って見てた。
教科書も勿論隠された。教師はそれを分かっていながら俺を叱った。ニヤニヤしながら叩いてきた。
流石に殴ってもいいレベルだろ?
でも俺はストレス感じすぎてやり返す気力も無くなった。
味方なんて居ないよ?
親に相談なんて出来るわけ無いだろ。親が悲しむっつうの。

全員総出で俺を痛め付けやがった。
お前らも毎日の日課とかあるだろ?そんな感じ。
ラジオ体操的なノリで俺を痛めつけるのは皆の日課。頑張ってるね。
俺は何をするかといえば、早く解放されること。
オーバーリアクション取れば皆早めに飽きるんだよ。
「いたっ!痛い!やめてよ!」
こんな感じで叫びながら転げまわってればいいんだよ。
芝居とかめっちゃ上手くなったww






9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:25:07.00 ID:ll39DH0E0
でもさ、皆がそういうわけじゃないんだよ。
「イジメは止めて!皆仲良くしようよ!」って言って弱い奴の方持つ奴とかいる。
でもさ、そういうのって案外心変わりも激しいんだよ。
他の奴がちょっと脅しをかければアラ不思議、味方から敵に早代わり。
希望の光もすぐ消えたwwwwwwwまあ元々光ってないんですけどwwwwwww
でも酷いとは思わなかった。
自ら火に飛び込むような馬鹿なんていないだろ常識的に考えて。
どっちが安全かなんてパッと見りゃ分かるっつうのw






10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:25:47.19 ID:ll39DH0E0
でもちょっと嫌だったのがガラス騒動。
他の奴がガラス割って俺に罪を擦り付けるわけ。
教師も俺のこと虐めたいからすんなり信じて俺をフルボッコww
親にも電話されたwwwww親涙目wwwwwww
それから半年小遣い停止wwwwwwwごめんよかーちゃんwwwwwwww

それから俺の真っ黒中学ライフは終了した。
隣町の高校に入学した。必死に勉強して受かった。結構レベル高い高校。
これでちょっとイジメも楽になると思ったし、これから出世街道まっしぐらで親孝行しまくりんぐとか思ってた。
でもさ、ぜーんぜん予想とは違うわけ。
俺って馬鹿だよね。救われるなんてまだ考えてた。






11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:26:38.08 ID:ll39DH0E0
入学式のあとにホームルーム。
どきどきしながら席に着いた。
そしたら一人ガタイのいい奴がこっちに来るわけ。
「友達第一号ktkrwwwww」とか思った。

男子「なあ、お前○○に住んでるんだっけ?w」

はい不正解。イジメはまだまだ続くようです。
入学式から一ヵ月後にはクラスの全員が俺を虐めてた。
授業難しいからストレスも溜まるんだよねぇ。
でも、顔に傷をつけるのは絶対にしなかった。親が悲しむだろ?
高校のイジメってさ、やっぱりハードだよね。
財布の中身は常時すっからかん。ティッシュ箱も買えない。






12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:27:57.02 ID:ll39DH0E0
昼休憩になると俺は音速で体育館裏の非常階段に逃げる。
そこなら誰も来ないし、安心して飯が食える。
でもさ、ある日物音がしたんだ。
マジでびびった。見つかったら虐められるの分かってたし。
でもさ、上がってきた奴が意外な人間だった。

「あ、先客居た・・・」

弁当を持ってる辺り、飯を食う場所を探していたんだろう。
そいつは隣のクラスのやつだった。
髪が長くてさ、凄く可愛い顔してるんよ。雰囲気も他とは全然違った。
一目惚れのようなものだな。でも、俺にはそんなことする権利は無い。
黙って場所を譲ろうとおもって階段を下りようとした。
すれ違いざまに呼び止められた。

「あ、ちょっと待って!」

何でしょう?蹴落とすつもり?OKOKいいよいいよ。
そんな感じで振り返ったら、その子は弁当をちょっと揺らして笑いかけてきた。

「せっかくだから一緒に食べよ」

優しさってやつを実感した。
いや、このときはまだ優しさなんて感じてなかった。






13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:29:10.05 ID:ll39DH0E0
とりあえず一緒に食べた。
名前は井出っていうらしい。俺も適当に「佐伯」って自己紹介した。
井出がしゃべりっぱなしって感じだった。俺は適当に相槌打ってた。
質問もいっぱいされた。

井出「佐伯君ってどこ住み?」
「中学の頃は部活何してた?」
「犬とか好き?」

全部律儀に答えた。
俺の住んでるところ言っても井出は変な反応を返さなかった。
「私は○○に住んでるよ。結構離れてるねw」って感じの返答があったぐらい。
こいつ俺が虐められてること分かってんのかな?って疑問に思った。
普通ならさ、俺は絶対にこんな風に人と会話したら駄目な筈なんだ。
でも、こいつはにこやかに、友達と接するように話しかけてくれた。
ちょっと嬉しかった。







14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:29:43.74 ID:ll39DH0E0
時間を見たらもうすぐ昼休憩終了って感じ。
井出も気付いた。

井出「じゃ、そろそろ行くね。また一緒にご飯食べよ?」

最強的に可愛い女子からそんな言葉をかけられたらお前らことわらねえだろ?
俺もOK出そうと思った。でも思い出した。
俺ってこんなことしちゃ駄目なんだったって。

俺「いや、俺とは関わらない方がいい。面倒だから」

そう言ったら井出は「え?」って顔してた。

井出「なんで?」
俺「・・・な、なんでも」

これ以上一緒に居ると俺も偽者の希望にしがみつきそうだったのでさっさと立ち去ることにした。
井出が何か言って引きとめようとしたが無視した。
俺は心の中で感謝した。一時の幸福をありがとうって。
次の瞬間になればまたどん底に落ちるのを知っていた。






15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []:2008/10/12(日) 21:30:42.45 ID:Wa1o9Qc6O
キモいんだけど


>>15
キモいのはスタンダード






16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:31:46.15 ID:ll39DH0E0
案の定、どん底。
教室内の空気は最悪。上級生もやってくる始末。
教師も見てみぬふりだし、手を差し伸べようとする奴も最早居ない。
高校生にもなると賢くなるわけだ。どちら側につけば今後楽しいスクールライフを送れるかってのがよく分かってる。
俺をサンドバッグにしてりゃ友達が増えるんだぜwwww
別に理不尽とか思わなかった。原因は俺にあるんだし、俺が下等な人間なのが原因だし。
害虫を殺すのと一緒だよ。俺は皆にとっての害虫。
殺せばヒーロー扱いってわけ。

いつの間にか昼休憩もハーパーリンチタイムになってしまった。
弁当もこの頃から食えなくなった。
腹は減るし、体は痛むし、散々だったけど、それでも親に本当のことは言わなかった。
正直者になれって皆は言うけどさ、うそつきになったほうがいい場合もあるんだよ。
俺最低wwwwwww






17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:32:40.36 ID:ll39DH0E0
しばらく井出とも会わなかった。
元々友達でもないんだし、向こうももう近寄りたくないだろうね。
学校単位で虐められてる俺なんかに近づいたら巻き添え食うの当たり前だし。
井出は俺のほうから何回か見かけた。
井出は人気者だった。皆に囲まれてた。
井出はよく笑ってた。皆も笑ってた。
笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔。
俺の幼稚園の頃の夢は「世界中を笑顔にすること」だったんだ。
でも俺にはそんなことできない。でも井出はそれが出来る。
憧れた。同時に悲しくなった。
俺が笑わせれる人っていったらとーちゃんかーちゃんだけだよ。
しかも嘘をつくことで笑顔を騙し取ってる。最悪だよな。
俺は結局害虫なんだ。生きてても仕方ない。
この時にやっと俺の価値を正確に知った。

俺の価値なんて全く無い。論外。

そう思ったら体が軽くなった。
楽になったっていうのかな、今まで心につかえてたものが無くなった気がした。
親が死んだら俺もさっさと自殺しようって思った。
笑ってくれる人が居なくなれば俺も本当に用無しだからね。






18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:33:38.11 ID:ll39DH0E0
ある日、風邪引いて学校休んだ。
今まで毎日休まず学校行ってたのに記録が崩れてしまった。
でもさ、学校休むのっていいよね。体痛まない日があるなんて夢のようだった。
まあ、幸せ感じる価値も無いんだけどね。
結構長引いて一週間くらい休んだ。
土曜の夜に治った。

日曜になって、適当に勉強しようと思ってたらお客さんが来た。
宅配便かなって思ったけど違った。
女の声だった。しかもおばさんとかじゃなくて俺と同い年くらいの。
開けて見たらビックリ。皆のアイドル井出だった。

井出「大丈夫?全然学校に来てないみたいだから・・・」

本当に心配してた。
正直さ、疑問に思った。何でこいつは何の価値も無い俺を気にかけるのかって。
例えるなら、一国の王が何の変哲も無い石ころを拾い上げて「美しい」っていうくらい不思議だった。
でも、ちょっと嬉しかった。






19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:35:24.17 ID:ll39DH0E0
俺「何で来たの?」
井出「あ、しんどかった?ごめんね?」
俺「いや、いや・・・そういうわけじゃなくて・・・」
井出「ん?」

可愛かったけどちょっといらっときた。
こいつ俺が虐められてるの知ってるはずなのに、それに気付かない風な感じでいやがる。
分かってんだろ?なあ分かってんだろ?って。

井出「あー分かった!誰もお見舞いに来てくれなくてすねてたんでしょ?」

( ゚д゚)



(゚д゚)

いや、違う。全く違う。何だそのお茶目な見解。
こいつは天然だ。いや、空前絶後の天然だ。
そんなわけでこいつは俺の家に上がりこんだ。






20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:38:22.19 ID:ll39DH0E0

適当にココア出してやった。
かーちゃん驚いてた。初めて友達が家に来たねって喜んでた。
かーちゃん張り切って菓子作ってくれた。井出が美味しいって喜んでた。
俺もほんの少し笑った。7年ぶりに笑った。作り笑いじゃない笑い方を思い出した。
それから普通の話をした。
音楽とかは好きだったし、よく聴いてたからその方面の話は特に盛り上がった。
久しぶりに楽しい気持ちになった。
井出も楽しそうだった。俺みたいな価値の無い奴とも楽しそうに話してくれるこいつは女神だよ。

井出「佐伯君って笑うと可愛いねw」
俺「え?そ、そう?w」
井出「うんwもっと笑おうよ!」
俺「いや、その・・・あははw」

俺、今すっごい幸せだ。






21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:39:34.46 ID:28XOdRk6O
井出→イデ→女→無限力ですね、わかりました


>>21
男ってそういうもんさ






22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:40:53.52 ID:ll39DH0E0
夕方になったので、井出は帰ると言った。
今日は楽しかったよ、体大切にねって言ってくれた。
また明日ねって言ってくれた。
でも俺はそれに頷けなかった。

俺「あのさ」
井出「うん?」
俺「俺と話してたら井出さんも虐められるから、気をつけたほうがいいよ」
井出「そんな事どうでもいいよw佐伯君と話すの楽しいのにw」
俺「いや、駄目。お願いだから」

井出は俺が虐められてるの分かってた。なのに仲良くしようとしてくれた。
嬉しかった。でも駄目なんだよね。
井出を巻き込むのは嫌だった。







24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:41:33.42 ID:MOY9YhRF0
被差別部落出身者の吐露なんて初めて聞いた
やっぱりそういうのが存在してるんだな


>>24
存在してる。







26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:43:24.90 ID:ll39DH0E0
井出「もしかして、迷惑だった?」

そんな風に聞いてくる。
全然迷惑じゃない。嬉しい。
でも、俺がここで友達だと思ってしまったら、また嫌な思いをしてしまう。

俺「・・・あの、えっと・・・うん」

嘘をついた。笑顔を騙し取るためじゃなくて、人を不愉快にさせるために。

井出「・・・ごめんね。・・・じゃあ、ね」

本当にがっかりしてた。
井出は気まずそうに帰って行った。途中で名残惜しそうにこっちを振り返った。
俺は心の中で何度も謝った。






27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:44:49.44 ID:yF+4B6A50
>>1
歳いくつ?


>>27
20だよん。
酒弱い。






28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:45:01.95 ID:YDk+IYlJO
私JKだけど、1の事支援するよ。
がんばって。


>>28
頑張る。







29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:45:36.94 ID:ll39DH0E0
1、笑ってはいけない。
2、友達を作ってはいけない。
3、喜んではいけない。
4、人と楽しく話すのはいけない。
5、ゴミらしくする。

これが高校までに学んだ俺の教訓。
俺はこの日、この教訓に背いてしまった。
だから次の日、酷い仕打ちを受けることになった。

まず昇降口に着いて気付いたこと。
上履きがなくなってる。代わりに枯れ草が詰まってた。
教室に着いたら机と椅子がどっかいってた。
外にあった。
机の中に色んな生き物の死骸が入ってた。洗ってたら昼になってた。
弁当捨てられた。学校においてた教科書が外に捨てられてた。
水ぶっかけられた。殴られた。蹴られた。
なにもしてないのに教師にしばかれた。
チョークの粉かけられた。
階段から落とされた。
罵声浴びせられた。
脇腹にタバコ押し付けられた。
一週間分だってさ。
流石に家帰ってから泣いた。
親もそろそろ気付いてた。
俺も限界だった。






31あんどぅ ◆qhG8z.OhHc []:2008/10/12(日) 21:47:06.71 ID:YIoDnbmh0
流石に高校でそれは無いだろ


>>31
ばれないなら何でもやるんだよ。
ばれるようなことでも巧妙にやってくる。








32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:48:15.97 ID:MOY9YhRF0
さすがに30歳以上だと思ってた
そんな最近まで部落差別が根強く残ってるのかよ


>>32
残ってるところは残ってる。
少なくなってはきているみたいね。







33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:48:50.10 ID:28XOdRk6O
そこまでされて黙ってるってぶっちゃけ>>1は破綻者だよね


>>33
ぶっちゃけ俺はマジおかしい。
黙ってるとかマジありえんよ。今だから言える。







34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:48:51.69 ID:ll39DH0E0
高校に入ってからちょっとした目標があった。
必死に勉強して良い成績取って、推薦で良い大学はいって十分頭良くなったらいい会社入る。
それで親孝行して、結婚して、娘と息子一人ずつ授かる。
全力でいい学校行かせてやりたいことは何でもやらせる。夢も絶対叶えれるように応援してやる。
そんな人生送ろうって思った。
でもさ、結局それは空想に過ぎないよ。
ゴミはゴミ。腐ってるしかないんだよね。
だから、もう止めようって思った。






36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:50:40.22 ID:ll39DH0E0
次の日は学校休んだ。その次の日も、また次の日も。
作り笑いも止めた。音楽も聴かなくなった。
部屋に閉じこもって飯も部屋で食った。
平日の昼は外に出て人気の無いところで日向ぼっこしてた。そのお陰で真っ白にはならなかった。
親とも話さなくなった。
毎日悪夢ばっか見て苦しんでた。
リスカもした。
毎日意味も無く吐いた。
目の隈が酷かった。
元々痩せてたのにもっと痩せた。
もうほんとに壊れてしまった。
なぜか井出を思い出した。
井出は今笑顔に囲まれてるんだと思ったら何か羨ましかった。







38
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:52:00.03 ID:ll39DH0E0
左手の手首がずたずたになった。足りなくなったから肘辺りまでずたずたにした。
左手がかさぶただらけになったら次は右手をずたずたにした。
痛みとか感じなくなってた。チクチクするけど気にならなかった。
いつの間にか寒いとか暑いとか、美味しいとか辛いとか感じなくなってた。
幻覚が見えるようになった。幻聴も聴こえた。
皆が笑ってた。俺を囲んで。
皆が笑顔だった。俺を囲んで。
でも俺はその中で蹲ってた。
望んだ場所なのに、何かが違った。
井出。
井出の居る場所が欲しかった。

毎日考えるようになった。
もし俺がここに住んでなかったら、どんな人生だっただろうって。
でも、ゴミ人間だから結局別の理由で虐められるんだろうなって思った。
その度に気持ち悪くなったから吐いた。
夜になると幻覚が見えた。
呻き声もあげなくなった。
無表情になった。






39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:52:49.44 ID:yF+4B6A50
>>30
21世紀とは思えん高校生活だな


>>39
皆の高校生活が知りたい。
どんなだった?






49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:01:28.78 ID:yF+4B6A50
精神的なイジメは多々あったが、暴力までいくとさすがに親とか出てきて問題になってたぞ
俺も停学くらったことあるし
イジメじゃないけどな

>>1の親は何してたんだよ


>>49
正直親は壊れかけって感じだった。
悔しいけど、今までの恐怖とか色々込み上げてきて何も出来ない。
俺は親を責めないよ。責める理由も無い。
むしろ産んでくれてありがとう。飯食わせてくれてありがとうだよ。






59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:12:01.06 ID:yF+4B6A50
親に感謝するのは当然だし、責めるなんて論外だとは思う
でも、お前は自分の人権ってのをもうちょっと自覚すべきだったな


>>59
俺も人権を主張するだけの勇気と覚悟が必要だったと思う。
だってさ、最初の段階でそうやってれば誰も悲しまずに済んだわけだし。
自覚できなかった俺バカス。






41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:53:48.16 ID:ll39DH0E0
ある日、チャイムがなった。
「こんにちは」って女の声がした。
家には俺しかいなかったので、一応出た。
井出だった。


声出そうと思ったら出なくなってた。
井出もそれを察した。

井出「中、入っていい?」

遠慮がちに聞いてきた。
俺は頷いて奥へ案内した。
井出が靴を脱ごうと屈んだ時、首の後ろにガーゼを貼ってあるのが見えた。






43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:55:47.39 ID:ll39DH0E0
井出は心配そうに俺を見てた。
目の下の隈が特に気になったみたい。この時長袖でよかった。

井出「眠ってないの?」

俺頷く。

井出「そう・・・」

それから暫く沈黙した。
ココアを啜る音だけ妙にでかかった。
気まずくなったので俺は余ってたホットケーキを温めてハチミツかけて出してやった。

井出「あ、ありがとう。・・・いただきます」

一口食べて井出は「美味しい」って言った。
でも笑ってなかった。不思議だった。






44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:56:33.72 ID:ll39DH0E0
それから会話が全然無かった。
井出は机に置いた手を見て口閉じてるし、俺は俺で何も出来ず。
ひたすら沈黙してた。
俺がどうしようか迷ってたら井出が泣き始めた。
焦った。

何か言おうとしても声が出ないので、わたわたと手を動かす俺。
傍から見たら変だっただろうな。
泣いてる女の子と、その前で変なジェスチャーを続ける見るからに病んでる男。
室内でよかったと今になって思う。

井出「佐伯君つらかったのにね・・・何もしてあげられなかった・・・」

そういいながら泣き続けた。
俺はどうしたらいいか分からなくてじっとしてた。


暫くしたら井出は落ち着いてきたみたいで、また泣き出しそうな顔で俺を見た。
俺はずっと困惑してた。

井出「ごめんね・・・?泣きたいのは佐伯君の方なのにね」

そういってまた泣き出した。
無意識のうちに俺は井出の背中を撫でてた。
暖かかった。人って温かいんだなって思った。
声でないのが恨めしかった。






47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 21:59:51.85 ID:ll39DH0E0
少ししたら落ち着いた。
俺が首の後ろ指指してどうしたのって感じの動きしたら「佐伯君の悪口言う奴が居たからやめてって言ったら逆ギレされてww」って言ってた。
本人は隠してたけど、リスカの痕もあった。浅かったけど。
ああ、井出も虐められたんだって察した。
本当に申し訳なかった。

夕暮れも近くなったから帰した。夜道は危ないじゃん。
その後の俺は何かとうろうろしてた。
井出が虐められたっていう事がショックだった。
何より俺の所為ってのが悔しかった。
俺みたいなゴミがまだ世に居る所為で関係ない奴が酷い目に遭うってさ、嫌だ。
何か、今まで味わったこと無い怒りが込み上げてきた。
井出に惚れてるんだ、俺。
その井出が酷い目に遭ってる。詳しくは知らないが、酷い目に遭ってる。
俺自身が何かされるのはいいんだ。でも、他の人がなんかされるのが嫌だ。






51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/10/12(日) 22:03:31.57 ID:UWqqsZE00
>>1今は幸せか?


>>51
幸せ。
生きてるだけで幸せだよ。
でも罪悪感はたくさん残ってる。








54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:06:55.19 ID:ll39DH0E0
その日は手首を切らなかった。吐きもしなかった。
カッターと全部洗って腕にちゃんと包帯を巻いた。ちょっと痛かった。
その日は一睡もしなかった。
でも夜が明けるのは早かった。
朝になるとすぐに顔を洗って飯食って歯磨いて着替えて髪整えた。
親がびっくりしてた。心配してた。
遅刻ラインの登校時間だけど、俺はゆっくり向かった。






55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:08:14.33 ID:ll39DH0E0
丁度昼休憩になってから到着した。
昇降口入ってから教室まで、足がぶるぶる震えてて歩くのもやっとだった。
井出は教室で女子に囲まれてた。でも笑顔は無かった。
周りの男子とかも面白そうに見てた。
俺が入ってきても誰も気付かなかった。
女子の一人が手を振り上げた。
咄嗟に俺は突き飛ばした。

運動なんて全然してなかったけど、それでもぎりぎり並みの運動力はあった。
体重は軽かったけど、跳ね飛ばすだけの勢いはついてた。
周りが凍り付いてた。井出は頭を抱えて丸くなってた。
俺はその場に立って突き飛ばした相手を睨んでた。
相手は痛がってた。困惑してた。
少しずつ状況を把握してきた他の人間は俺を睨み始めた。







56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:08:43.34 ID:bnCc50jG0
同和って何なの?
いや、意味は知ってるんだけどさ
目の当たりにしたこと無いから実感がないんだよ。
住んでる場所のことだけで何でイジメに発展するのか理解が出来ない。


>>56
ある意味習慣のようなもの。
先祖代々受け継がれてきた歴史みたいな物かな。
意味も分からずにだけど、親がそういうからやってるっていうのが多いみたい。
理解は出来ないけど、なんとなく分かる。流れって偉大だからね。







58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:11:17.29 ID:ll39DH0E0
「おいおい・・・ゴミがやっていいことじゃないだろ・・・」
「何様のつもり?」
「女に手出すとか最低だな」
「キモいwwww」
「マジで殴るかwww」
「てめぇじっとしとけよ」
「誰かせんせーよんでー」

すべての言葉を聞いてた。

少しずつむかついてきた。

俺「・・・クズ」

必死に口を動かした。
出てきた声は小さかったけど、全員に聞こえた。
今までゴミらしく言い返さずやり返さず、ゴミみたいに丸まってた俺。
初めて怒りをぶつけた。
手に持ってた消火器の栓を抜いて噴射した。






60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:13:33.06 ID:MOY9YhRF0
最初から消火器持ってたのかよ


>>60
使えそうだから教室に来る途中で持ってきた。
意外と軽かった。






61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:14:00.23 ID:ll39DH0E0
一瞬で教室は前が見えない状態。
悲鳴やらなんやらで大変だったけど、俺は井出を連れて外に出た。
目立たないところに井出を避難させたら、また近くの消火器を持ってさっきの場所に戻った。
俺は意味の分からないことを叫んでた。
目に付いた消火器は全部蹴ったりした。あれって意外と破裂しやすいんだよ。
その日は消火器騒動で授業どころじゃなくなった。
俺は押さえ込まれた。
停学食らった。
なんとも思わなかった。
つか、停学で済んだのも不思議。つか、ありえなくね?とか思った。






64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:16:14.80 ID:ll39DH0E0
数日間、家でぼんやりしてたらお客さん。
誰かと思ったら校長と教頭と担任、それとイジメの中心人物だった奴数名とその親らしき人達。
なにこれまたフルボッコフラグ?とか思ってたら校長が土下座した。ヅラが落ちた。
教頭と担任も土下座。後ろの生徒と親はすっごく嫌そうに頭下げた。
俺はとにかく焦ってた。
そしたら校長が俺の目と鼻の先に来てまた土下座した。泣いてた。

「この度は誠に申し訳ないことを云々。この事実は私学校長、そして本来は道徳を教える者にあるまじき行為であり云々。どんなに謝罪しても君が受けた心の傷は癒えるものでもなく云々」

後から聞いた話だけど、俺が停学になったときに真っ先に行動を起こしてくれた生徒と教師が居たんだってさ。
教師は俺が入試の面接の時に面接官だった人だった。
生徒に関しては知らない人ばかり。井出の友達という人も居た。
以前からこの人達は校長に掛け合ってたんだけど、相手にしてもらえなかったみたい。それがやっと信じてもらえたって感じ。

何か色々言ってきたけど、何がなんだか分からなかったから適当に返事してた。
停学は取り消された。井出にも謝罪がきたみたい。
消火器事件は無理やり忘れさせられた。つまり俺の起こした悪事は無かったことになった。
学校側は広まりきる前に抑えた感じ。凄い必死だった。校長の髪の毛減るくらい。






65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:16:59.31 ID:ll39DH0E0
学校に着いたら、色々変わったことがあった。
まず何人かが声をかけてくれた。
顔も知らなかったけど、相手は俺を知ってたみたい。
明るい声でおはようって言ってもらえたのが嬉しかった。皆はいつものことかもしれないけど、俺にとっては初めてのことだよ。
教室に入ったら、イジメグループとそれに加担してた奴が凄く気まずそうにしてた。
担任がホームルームの第一声で謝った。
休憩に入ったらすぐさま井出のいるクラスへ行った。
井出は休みだった。






78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:33:47.56 ID:bnCc50jG0
>>65を見て一瞬井出死亡フラグかと思って泣きそうになった


>>78
俺も心底心配だった。







67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:18:25.51 ID:ll39DH0E0
学校が終わるとすぐに井出の家へ向かった。
井出の友達に目印とか教えてもらったからあまり迷わずに着いた。
この時の俺の目の隈は殆ど無く、パッと見は分からないようになってた。
井出の家の前に立ち、チャイムを鳴らす。
母親が出てきた。井出と似て綺麗な人だった。
名前を名乗ったら妙に頷いて通してくれた。井出は風邪引いてたって。
部屋のドアをノックしたら「どうぞー」って返事が来た。
部屋の中は小奇麗で、ぬいぐるみとかたくさんあった。ぬいぐるみっていいなって思った。
井出はベッドの上で本を読んでた。小説かとおもったら物理学に関する本だった。

井出「あ、佐伯君」
俺「・・・えっと、だ、大丈夫?ね、ね、熱は無い?」
井出「大丈夫大丈夫ww」

井出が笑ってた。

その後は色んなことはなした。
自分でも分かるくらいに笑ってた。俺が笑ったら井出も合わせて笑った。
俺がちょっと茶化したこと言ったら本当に愉快そうに笑った。
笑顔を見ると幸せになった。
ああ、いいなって思った。






68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:19:37.76 ID:ll39DH0E0
ぬいぐるみの話題振ったら夢中で話し始めた。
こういうぬいぐるみがすきとか、これがお気に入りとか。
話しながら近くのぬいぐるみをぎゅって抱きしめたりしてたのが本当可愛かった。
初めて非常階段で会ったときの井出に戻ってた。

井出「そうだ、これ佐伯君に」

そういって井出は二匹並んでた猫のぬいぐるみのうち一匹を俺に差し出した。

俺「いいの?」
井出「うん。佐伯君に」

そう言って頬を赤く染めてた。
そんでもって俺は猫のぬいぐるみを受け取った。さわり心地が良かったし、凄く可愛かった。

俺「えっと・・・大事に、する」
井出「うんw」

そのあとちょっと沈黙があった。

井出「・・・wなんなのこの空気wwwwなんかwwwww恥ずかしいwwwww」

そんなこと言って布団に潜り込んでしまった。
暫くもぞもぞしてた。






69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:22:50.53 ID:ll39DH0E0
それから普通に学校に行くようになって、学校でも井出とよく話した。
他にも友達が出来た。皆良い奴だった。
ジュースとか奢ってくれたり、飯連れて行ってくれたりもした。
俺もお返しにジュース奢った。
しょっちゅう遊んだし、一緒に勉強もした。
携帯のアドレス帳に井出の名前が加わった。他にも増えた。
親の含めて7件くらいだけど、多すぎると思った。
メールとか初めて過ぎて戸惑った。
ちょくちょくイタズラとかされたけど、気にならなかった。
それ以上に楽しい高校生活だった。






70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:23:42.75 ID:ll39DH0E0
三年生になってからは必死に勉強した。
二年の半ばから成績は凄い勢いで伸び、学年の20位以内にも食い込めた。
狙ってたのは結構レベルの高い所。本当に死ぬほど勉強した。
成績とか認めてもらえて、推薦してもらえることになった。
その後楽になった審査とかも何とか通り、合格した。
井出も同じところ受かってた。






71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/12(日) 22:24:28.84 ID:ll39DH0E0
その後もろ