【あのね、サンタの国ではね…】

スレの紹介ありがとうございます




   










1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 16:19:43.61 ID:KyqJQSVw0
サンタ「一体どこから家に入ればいいの…」

サンタ「先輩方はどうやってプレゼント配ってるんだろ…?」

サンタ「最近は物騒らしいから鍵かけて無い家なんてないし…」

サンタ「セ○ムしてたら見つかっちゃうし…」

サンタ「う〜んとりあえずもう一回空に昇ろうかな?」

サンタ「アカハナお願い」

アカハナ「承知した」ヒューン








5以下、名無しにかわりまし てVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 16:23:27.02 ID:KyqJQSVw0
サンタ「それにしても人間界は綺麗だな〜」

サンタ「始めて見たけど皆楽しそう…」

サンタ「ふわあ〜それになんかいいにおいが〜」

アカハナ「おいサンタ、自分の目的を見失うな。観光に来たのでは無いのだぞ」

サンタ「わかってるよぅ。でもアカハナだって人間界初めてなんでしょ?なんかワクワクしてこない?」

アカハナ「ああ、それには同感だ。かねてから人間界の美しさは耳にしていたが、ここまでとはな」









7以下、名無しにかわりまし てVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 16:27:45.08 ID:KyqJQSVw0
アカハナ「だが、私たちは今年初任務なのだぞ?やるべきことをせずに遊んでいるわ けにもいかんだろう」

サンタ「そうなんだけどさ〜煙突がある家なんてどこにも無いよ〜」

アカハナ「長老もとんだ難題を課してくれたものだな」

アカハナ「………む?サンタ、都市の外れにそれらしきものが見えるぞ」

サンタ「鹿の目に映っても私には見えないよ…まあでも時間もないし、とりあえず行こうか?」

アカハナ「承知。後………鹿言うな。トナカイだ」









9以下、名無しにかわりまし てVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 16:32:07.59 ID:KyqJQSVw0
サンタ「ほんとだ。やっと見つかったあ〜…でもね。すごい煙出てるんだけど」

アカハナ「見れば分かる。では、行こうか」

サンタ「ちょっと!アカハナはいいかもしれないけど、私は火傷じゃすまないよ?」

アカハナ「心配するな。そりの横にくくりつけてある布をかぶれ。それでお前の柔肌に害はない」

サンタ「え?これ大丈夫なの?凄く薄くてぼろぼろなんだけど…」

サンタ「あ、もしかしてこれが長老の言ってた火鼠の皮衣ってやつ?」

アカハナ「そう聞いている。古代の天竺という国の一品らしいな」

サンタ「まあお墨付きなら心配ないよね!それでは気を取り直してれっつご〜」

アカハナ「………む?」

    Made in Tenjiku.

アカハナ「…サンタあああぁぁぁぁあぁぁ!!!待てええええええぇぇえ!!」ひゅうぅぅぅぅ








11以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 16:37:35.79 ID:KyqJQSVw0
お爺ちゃん「男君は今日の夜は彼女とは過ごさないのかい?」

男「期待に添えないのは残念だけど、風呂洗ってその後ケーキ食べるぐらいだよ」

お爺ちゃん「ふぉふぉふぉ若いんじゃからもっと攻めていかんと駄目じゃぞ!そもそもワシが若いころは…」

お婆ちゃん「爺さーん。出ましたよー。帰りましょー」

お爺ちゃん「おおう!ではワシはこの辺で。いいか?押して駄目なら引いてみろ。引いて駄目なら押し倒せ。これが大事じゃ」

男「引いて駄目ならそっと戻します。んじゃねお爺ちゃん!明日は休みだから明後日また会おうね!」

お爺ちゃん「おおう!婆さん、帰ったら甘酒とシャンメリーどっちがいいかなあ?」ガラガラガラ ピシャン

男「ありがとうございましたー。っと今日はおしまいだな。親父ー暖簾下ろしてくる」ガラガラガラ








12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 16:43:53.24 ID:KyqJQSVw0
男「はああ…寒っ…。そういえば今日ってクリスマスイブだったんだな。爺ちゃんに 言われるまで忘れてたな」

男「今年はホワイトクリスマスでは無い…か。少し残念だな。雪の降る夜の雰囲気大好きなんだけど」

男「彼女、ねえ。友は告白成功したのかな?まあ連絡も来てないし、今頃街でイチャイチャだろーな」

男「そういや爺ちゃん、あの歳であんなプレイボーイなんだから若い時はほんとに凄かったんだろうな…」

男「おっとボイラーの電源切ってないや。親父ー!ボイラーの電源切っとくよー!」








13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 16:48:10.42 ID:KyqJQSVw0
男「…これでよし、と。さて、戻って風呂掃除と行きますか…ん?」

  きゃあああああぁぁぁぁ

男「なんの声だ?…煙突から聞こえてくるな。…まさかサンタとか言わないよな?」

男「まさかな。今日はイブだから、あわてん坊のサンタクロースが煙突覗いて落っこちることもないし」

  バギ!バキキキキキ!

サンタ「きゃーっ!!」
アカハナ「うおおおおおお!!」
男「え?ええええええ!」ズシャアアアア









14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 16:58:55.14 ID:KyqJQSVw0
サンタ「けほけほっ。アカハナありがとう。クッションになってくれて」

アカハナ「気にするな。しかし長老は質の悪いジョークを好むものだ…心臓が止まりかけたぞ」

男「………」

サンタ「けほけほっ。ううううすすまみれになっちゃった。ねえアカハナ、私の顔真っ黒?」

アカハナ「ああ。帰ったらよく体を洗った方がいいな。すすの汚れはなかなか厄介だからな」

男「………………」

サンタ「ところで〜さっきからアカハナの陰で寝てる子は誰?」

アカハナ「私も疑問に思っていた。おい、起きろ。この寒空の下で眠っては風邪を引いてしまうぞ」

アカハナ「…もしかしたらこの男は私たちの被害者なのかもしれんな」

サンタ「えっ?ど〜ゆ〜こと?」

アカハナ「とりあえずこの男を起こそう。手遅れにならんうちに」








16以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 17:09:51.38 ID:KyqJQSVw0
男(あれ…俺何してたんだっけ…?確かボイラー室にいたような…?)

男(それにここどこだ?見慣れない景色だけど…すごく綺麗な所だな)

男(あれ、もしかしてあれは…?おーい!友っ!)

友(…男か。久しぶりだな)

男(久しぶりって…昨日会ったばかりだぞ。なんかやつれてるし…。大丈夫なのか?)

友(は、は、は。俺そんなに冴えない表情してるかなあ…まあ、そうだよなあ。俺は性格も歪んでるから顔もそうなるんだよな)

男(何かあったのか?いつもと違うし、目の焦点が定まってないぞ?それにここはどこなんだ?友は知ってるか?)

友(ああ…女ちゃんに散々言われちゃってさ…この有様だよ…夢破れて、山河あり。だな。)

友(そうそう。ここ、俺も来たことは無いけどさ、何となく、分かるんだ。ここはきっと天国なんだ、って。俺…そろそろ行くわ)

男(冗談言うなよ!何言ってんだよ!友っ!友っ!戻って来い!!!友ぉぉぉー!)

男(うわっ!地震か?…立ってられねえ…友…友…)









18以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 17:19:01.51 ID:KyqJQSVw0
サンタ「起きて〜!起きてよ〜」ブンブンブンブン

サンタ「ごめんなさいごめんなさい、死んじゃダメ戻ってきて〜!」ブンブンパンパンゲシゲシ

男「…やめ…う…あ…」

アカハナ「お目覚めのようだな。いや、心底安心した」

男「友…友っ!」ガバッ!

サンタ「うわっ!びっくりしたあ〜!おはよう、キミ」










19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 17:29:11.62 ID:KyqJQSVw0
男「お、おはよう?あれ…ここは?」

アカハナ「?ここは貴公の故郷の筈だが。私が分かるか?」

男「…うわあ!しゃ、喋ってる!鹿が喋ってる!」

アカハナ「…サンタ、この男はお前の知り合いか?私に対しての第一声がお前のつまらない冗談と一緒だ」

サンタ「冗談じゃないです〜。ぱっと見じゃ鹿もトナカイも見分けつきません〜。それよりキミ、大丈夫?」

男「何とか大丈夫みたいだ。心配してくれてありがとう。ところで君たちは?見慣れない顔だけど…」

サンタ「あ、そういえば名乗って無かったね〜ごめんね」

サンタ「私はサンタ!サンタクロースの新人で今年初出動なの!こっちは相方のトナカイ、アカハナ。よろしくね!」









20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 17:43:06.29 ID:KyqJQSVw0
男「…サンタって、あわてんぼうの?」

サンタ「うん」

男「…サンタって、カミングトゥータン?」

サンタ「いかにも」

男「何かのイベントですか?さすがに自分もう高校生なので、あなた方の期待するような反応はとれないと思うのですが…」

サンタ「…信じてないみたいだね」

アカハナ「まあ予想の範疇だ」

サンタ「う〜ん…。あっ!それじゃあ飛んで見せようか?多分キミのサンタのイメージに一番ぴったりだと思うから」

男「はあ…」

サンタ「行くよっ!アカハナ!」








22以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 17:52:34.23 ID:KyqJQSVw0
シャンシャンシャンシャン

サンタ「まずはゆるやかに上昇〜」

アカハナ「ああ」

サンタ「ここで急旋回!後退っ!そして急降下〜っ!」

アカハナ「…いつもより無茶な注文をするな」

男「嘘だろ…って言いたくなるけどさすがにこれじゃあ信じざるを得ないな…。凄いな。何か綺麗、だな」








24以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 18:02:47.67 ID:KyqJQSVw0
サンタ「とうちゃーく!私サンタと!」

アカハナ「アカハナがお送りした。…でいいのか」

サンタ「うん上出来。で、信じてもらえたかな?」

男「うん。さすがに空飛ばれたら疑いようがないよ。まあ…まだ気になることは山ほどあるけど…それは君たちが風呂から上がった後聞くよ」

サンタ「え?お風呂…って何?」

男「う〜ん、お湯を張った水槽に浸かること…?かなぁ。うまく説明できないや」

男「まあうちはそれを商売にしてる銭湯って所なんだ。今日はもう閉店なんだけど、特別に入れてあげるよ。こっち来て、案内するから」








25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 18:12:24.78 ID:KyqJQSVw0
―――女湯

   かぽーん

サンタ(ぶくぶくぶくぶく)「アカハナぁ〜お風呂って気持ちいいね〜」

アカハナ「ああ。人間界はやはり素晴らしいな。この風呂というもの、体の芯まで温めてくれる。非常に心地良いものだ」

サンタ「すごいねよね、こんなの考えちゃうなんて。ううう、シャワーだけの生活に戻りたくないよう」

サンタ「それに人間って優しいね。なんか私たちばっかりプレゼントもらっちゃってる気分」

アカハナ「ふむ…確かにこっちへ来てから迷惑の連続だな。長老が私たちに与えた試験は、」

サンタ「あの人の最も望むことをして差し上げなさい。…う〜ん難しそうだよね〜。」

サンタ「何かあの人からはあんまり欲を感じないんだよなぁ。今の生活に十分満足してる感じ」

アカハナ「あの青年はそういった意味でなかなか厚い壁になりそうだな」









26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 18:22:15.72 ID:KyqJQSVw0
男「おーい!聞こえるー?」

サンタ「はーい!聞こえてまーす!」

男「脱衣カゴに着替えとタオル入れといたからー!後、ドライヤーのコインも置いてといたからそれ使ってー」

サンタ「わざわざありがとー!」

アカハナ「…至れり尽くせりだと思わないか?」

サンタ「うん…なんか悪いよね。この分もしっかりお返ししなきゃね」









27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 18:28:31.94 ID:KyqJQSVw0
―――男湯

しゃかしゃかしゃか
きゅっきゅっきゅっ


男「ふう。まあとりあえずこんなもんかな」

男「しかし不思議なこともあるもんだな。本物のサンタクロースに出会うなんて」

男「…案外未知との遭遇ってこんな感じなのかもな」

男「そういえば気絶してた時に友出てきたけど…あいつ大丈夫だよな?後で連絡してみよう」










28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 18:38:20.39 ID:KyqJQSVw0
―――女湯

アカハナ「ときにサンタよ。人間界の風呂における風俗を知っているか?」

サンタ「知らないけどどんな感じなの?」

アカハナ「肩まで浸かって百数えるのが風呂から上がる際の行為とされているようだ」

サンタ「え?そ、そうなの?そんなことしたらのぼせちゃいそうな気がするけど…」

アカハナ「しかし郷に入っては郷に従え、と言うだろう。滞在期間は今日明日のみだが、人間界の文化に一つでも多く触れることは、
     頗る大切なことだろう」

サンタ「まあ、社会勉強にもなるよね!じゃあ数えようか?一、二、三…」









29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 19:10:05.66 ID:KyqJQSVw0
―――男部屋


男「大丈夫か?」パタパタ

サンタ「ありがとう…。そしてごめんなさい」

アカハナ「本当に申し訳ない…」

男「気にしなくていいよ。それより俺、サンタクロースって髭を蓄えてちょっと小太りな優しい笑顔の白髪のおじいさんってイメージがあったから、
  キミみたいな女の子がやってるなんて思わなかったよ。…しかも結構おっちょこちょいだし。しかも何故かトナカイは話すし」

サンタ「確かにこっちに来てからいいとこ無いかもしれないけど…これでもたくさんの新米サンタクロースから選抜された一人なんだよ?
    後、こっちのトナカイはみんな話すんだよ〜」

男「そうなの?じゃあサンタはエリートなんだ?」

サンタ「えっへん!如何にも〜っ。とは言ってもやっぱり結果出さないとまた来年はずされちゃうからなぁ…。
    だから頑張らなきゃいけないんだ」

男「へえ、そうなんだ。頑張ってね、応援してるから」

サンタ「うん、ありがとう」

アカハナ「サンタ、そろそろ本題に入ってもいいだろう」

サンタ「あ、忘れてた!なんか知らない間にキミの雰囲気に流されちゃうんだよな〜」








30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 19:11:10.27 ID:KyqJQSVw0
サンタ「こほん。では改めまして。私は人間界に来て誰かの願いを叶えなきゃいけな いことになってるの」

アカハナ「我らが長老と呼ぶ人物がいる。毎年新人のサンタクロースは彼に課題を頂き、それをこなすことで
     初めて貴公が考えているようなサンタクロースになるのだ」

男「なるほど。つまり今はサンタはその資格すら無いってことか。それで誰を幸せにするかはもう決めたのか?」

アカハナ「幸せにする対象はあらかじめ長老がお決めになっている」

サンタ「そう。それで今回はキミがその相手になってるんだ」

男「へ?そ、そうなの?」

サンタ「うん!ということで、夢を叶えるキミの名前、そろそろ教えてくれないかなぁ?」

男「そういえば名乗って無かったな。遅くなったけど俺は男。よろしくな」









31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 19:16:11.29 ID:KyqJQSVw0
男「それで、サンタとアカハナはベットじゃないと寝られない?俺の部屋一つしかな いんだけど…」

サンタ「え?いや私は床でも大丈夫だよ。え、もしかして泊めてくれるの?」

男「俺は最初からそう思ってたんだけど。他に当てもないでしょ?」

アカハナ「…何から何まで工面してもらって心から感謝する。サンタ、ここはお言葉に甘えるとしよう」

サンタ「う、うん。いい…かな?」

男「もちろん」








33以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 19:27:34.59 ID:KyqJQSVw0
アカハナ「私はこう見えてもまだ幼年なのでな、睡眠が大量に必要なのだ。申し訳な いが先に休ませてもらうよ。
     貴公、本日は風呂から寝床の世話に至るまで本当にありがとう。心遣い痛み入る」

男「気にしないで。それより本当に布団掛けなくていいのか?毛布もあるぞ?」

アカハナ「我々トナカイは酷寒の地の環境に適応するため、非常に厚い体毛を持っている。この程度では何もなりはせんよ」

サンタ「ん〜?でもアカハナってお風呂入ってるときに凄く気持ちよさそうだったよね〜?」

アカハナ「おやすみなさい」

サンタ「あ、逃げた」

男「まぁ寝かせてあげなよ。慣れない場所で疲れもたまってるだろうから。でもサンタは元気そうだよね?」

サンタ「そう?私も疲れてない訳じゃあないけど…男くんとお話したくて」

男「俺と?そんなこと言われても面白い話はできないぞ?」

サンタ「ううん、人間界の話なら何でも聞きたいから大丈夫。色々教えてちょうだい」









35以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 19:32:19.56 ID:KyqJQSVw0
サンタ「男くんは銭湯…だっけ?の主人なの?」

男「いや、俺はまだ見習いだよ。今冬休みに入ってるからその期間だけバイトとして働いてるんだ」

サンタ「冬休み?じゃあ男くんは普段は何してるの?」

男「学校って所に行ってるんだ。そこで勉強したり、運動したりしてるんだよ」

サンタ「何か楽しそうな所だね〜私たちは勉強って言ったら各自で本を読むことだからなぁ。
    みんなで集まって何かするのって憧れるな」









36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 19:40:24.43 ID:KyqJQSVw0
男「サンタはみんなで騒ぐのが好きなの?」

サンタ「うん。私の故郷ではクリスマスに仕事納めでパーティをやるんだ。その時に歌ったり踊ったりして騒ぐのは大好き!
    でも普段の日は読書をしたり、トナカイの世話をしたりゆったり過ごすのが好きかな。男くんは?」

男「俺も基本的にあんまり騒いだりするタイプじゃないな。普段は何事もマイペースにやってるかな。
  でも何かイベントがあると内心結構嬉しいな。クリスマスってクリスマスソング聞いてるだけでワクワクしてくる」

サンタ「うんうん!私もクリスマスソング大好き!もろびとこぞりてとか、あら野のはてにとか凄くいいよね」

男「うん。後久しく待ちにしとか、ああベツレヘムよとかもいいよね」









37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 19:45:42.61 ID:KyqJQSVw0
サンタ「そういえばアカハナが言うに、この国ではクリスマスは男女が親交を深めあ う日、らしいんだけどそうなの?」

男「まぁあながち間違って無いね。ご多分に漏れず俺の友は好きな人に告白してそのままデートするって言ってたし」

ピリリリリリリ!ピリリリリリリ!

男「…噂をすれば影、だな。サンタちょっと待っててくれる?」

サンタ「うん」








38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 20:00:54.88 ID:KyqJQSVw0
男「もしも…」

友「男ぉぉぉぉぉお!うぼああぁぁぁぁぇえっぇえぇえええっお」

男「とりあえず落ち着け。そうしないと電話もできない。まぁ…何となく予想は付くけどさ」

友「女ぢゃんがあのごいやあうおおいをあうっざけんなようあ」

男「とりあえず女ちゃんに振られて、手痛いダメージを受けてるってことでいいんだな?そして落ち着け」

友「えぶっ…ひぐっ、うん…。すーっすーっすーっすーっ!はぁぁぁぁぁー。よし落ち着いだ。ぐす。男ぉ!
  女なんてやってらんねえよな!あどけない顔してると思えばさぁ、凄く口汚い言葉で俺を罵ったりするしさ、
  俺にあんなに優しくしてくれたくせに、今日の第一声キモいだしさ、しかも俺に色目らしきもの使ってたじゃ
  ねえかああぁぁぁぁあああぁぁぁっぁあ!彼氏いるなんざ聞いちゃいねよ!今頃あいつはygbnjkml,io,o,kom
○△/./\:;57huk!Sex!」

男「頼むから落ち着いてくれ。前にも何回か言ったけど、お前はもう少し世間の常識から解放された方がいいと思うよ。
  考えても見ろよ、。今日日、世界はキリストさんの誕生日を祝うための祭りを行っているにも関わらず、非宗教であり、
  世界的にも異端な民族である日本人は、ただ何の目的も無かった平日を男女の交遊の日と定めた。今や国民の一人一人が
  それを自明のものとしているが、客観的に捉え直せば経済活動の一環にすぎないことは容易に理解できることだろう?
  友、お前は今この国に深く根付く呪縛から解き放たれたんだ。少しその場で跳ねてみろよ。どうだ?憑き物が落ちたみたいに
  体が軽くなっていないか?知らぬ間にお前はクリスマスに蝕まれていたんだよ…。でもさ、まだ間に合う。まだ間に合うんだよ…
  さあ俺みたいに今宵、普通の日々の一つとしてゆったりとまったりと――」

サンタ「これってもしかして電話なの?へぇ〜凄い!こんなに小さくなってるんだぁ〜」

男「!!!!!!!」








39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 20:12:33.90 ID:KyqJQSVw0
友「男…今、今、女の声が聞こえたぞぉぉぉぉおおおおお!」

男「い、いや今いとこが部屋に泊まってるんだよ!」

サンタ「ねぇねぇ男くん〜」

友「だいたいそのいとこはなぜお前のことを君付けで呼ぶのだ!あまりにも他人行儀すぎやしないか!」

男「いや!それぐらいはあるだろ!お前落ち付けってほんとに!」

サンタ「布団から出て寒く無いの?こっちに戻って来たら〜?風邪引いちゃうよ?」

友「男!何だ今の言葉は!男!!何だ今の言葉は!!よく考えたらなんで女のいとこがお前の部屋に泊まってるんだ!うぬぬぬぬ…
  俺は!今日!真実の!孤独を知った!うえーーーーーん!!精液全部搾り取られて消えちまえーーーー」

男「友!待て!誤解するな!話を――」ブツッツーツーツー

男「…惜しい漢を失ってしまった…っ」








40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 20:17:19.33 ID:KyqJQSVw0
サンタ「男くん電話終わった?友くんだっけ?幸せそうだった?」

男「いや、さっきまで皮一枚で現世にとどまっていたんだが、予想外の出来事についに行ってしまった…」

サンタ「…よく分からないけど大変なのかな?幸せになれるといいね」

男「ああ…切にそう願うよ。…来世では、良いクリスマスを」









41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 20:26:57.88 ID:KyqJQSVw0
サンタ「そういえばさっきの質問、男女が親交を深めあう日ってあながち間違ってな いって言ってたけど、
    男くんは違うの?」

男「俺かあ…さっき言ったかもしれないけど、俺はクリスマスソング聞いてだらだらテレビ見たり、家族団らんしたり
  するの好きだからさ、そういうことするのだけがクリスマスじゃないと思うんだよね。恋人じゃなくても、家族とか、友達とか、
  人じゃなくたっていい、ペットと過ごすのだっていいんじゃないかな?何か大切なものがあればそれだけで立派なクリスマスでしょ!
  まぁ、何が言いたいかというと結局祭りなんだから自分なりの方法で楽しめばいい―って何か長々と話しちゃったね、ごめん」

サンタ「ううん。そういう考え、凄く素敵だと思うよ。みんなみんな幸せに笑っていられる日であってほしいなぁ」

男「ありがとう。まぁ、でも彼女と過ごすのを否定してる訳じゃないぞ?ただ、今まで彼女こと無いからよく分からないけど」

サンタ「う〜ん。じゃあ私が彼女さん役でデート、しようか?」

男「へ?ちょっ、ちょっと…」









42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 20:34:58.62 ID:KyqJQSVw0
――外

サンタ「でも、何すればいいのかなぁ?」

男「いや…もう深夜だからさ、たいていの店は閉まってるんじゃないかな?」

サンタ「え?お店が開いてないとデートってできないの?何かそれだけだとおもしろくないね」

男「俺の好みにすべて合わせてくれるんだったらできないこともないけど。でも多分相当つまんないぞ?」

サンタ「大丈夫っ。これは男くんのためのデート何だから気にしないでっ!それに…見るもの全てが初めてだから、どこに行っても飽きないよ?」

男「そうか…。なら任せてくれ」

サンタ「うん。あっ、私人間界よく分からないから、迷子にならないように、手、つないでもいいかなぁ?」

男「う、うん。じゃ行こうか」(おいおい、俺手震えてるじゃん。やたら緊張してるしだいじょぶかよ…)









44以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 20:43:37.13 ID:KyqJQSVw0
男「俺が昔よく遊んでた丘があるんだ」

サンタ「今はそこに向かってるの?」

男「うん。意外と誰も知らない場所だから雰囲気は凄くいいと思うよ」

サンタ「そうなんだ。少し期待するね」

男「できればあんましハードルは上げないで欲しいな」









46以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 20:52:39.28 ID:KyqJQSVw0
ひゅううう

サンタ「ひゃっ、寒い…」

男「サンタの住んでるところも今は冬なの?」

サンタ「うんとね、私の故郷はいっつも冬だから季節って感覚は分からないんだ」

男「それでもやっぱり寒いんだ?」

サンタ「うん。私寒がりだから常に厚着してるよ。もこもこして私だって分からないくらい」

男「はははっそうなんだ。…もう少しこっち寄る?」

サンタ「うん…」(な、何か顔が少し火照ってきたような?でも、悪い気分じゃ、ないよね)









48以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 21:02:05.71 ID:KyqJQSVw0
男「そろそろ着くよ。あ、足下気をつけて」

サンタ「うん。結構深いところまで来たね。ふえっ!」ズルッ

男「おっとお!怪我無い?」

サンタ「う…うん。ありがとう」

男「ここらへん影になって凍ってるから注意してね。このブロック塀の上だよ。よっ…掴まって」

サンタ「うん。えいっ。とうちゃーく!…わあ、きれい…」









49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 21:11:21.53 ID:KyqJQSVw0
――丘

男「何の変哲もない針葉樹林がただ広がってるだけなんだけど、今日月が出てるから本当に綺麗じゃない?」

サンタ「木に積もった雪が月の光に反射して…すごいね。一本一本の木が宝石で遊んでるみたい」

男「正直連れてきてこんなこというのも何だけど…サンタってマニアックな趣味してるんだね」

サンタ「え?なんで?今私変なこと言った?」

男「いや…今まで誰に見せても理解されたこと無かったからさ」

サンタ「そうなんだ〜。じゃあ私が記念すべき第一号、ってことでいいかなぁ。…なんか、嬉しいな。
    ありがとう、男くん」

男「どういたしまして」(…今の表情すっごい可愛ったな、あ〜つかよく見たら結構な美少女じゃん)










51以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 21:17:16.67 ID:KyqJQSVw0
サンタ「………」

男「………」

サンタ「男くんの手…あったかいね…」

男「サンタは本当に寒がりなんだなぁ。あ、俺のマフラー巻くか?」

サンタ「あっ外さなくてもいいよ、男くんが風邪ひいちゃう。できたら、マフラー一緒に巻いてくれる?」









53以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 21:24:42.12 ID:KyqJQSVw0
男「………」(やべ、さっきからどきどきしっぱなしだ。手も汗ばんでる気がする)

サンタ「………」(どうしよう、凄い緊張してる。男くん、あったかいな)

男「………」(カップルってみんなこんな感じなのか?おいおい心臓ぶっ壊れそうだぞ?)

サンタ「…こんな綺麗で、静かな夜は、キミと私しか世界にいないような、そんな感じがするね」

男「…確かにそうだな。でも不思議と寂しいとかそんな感情は無いんだよな」

サンタ(それは、もしかしたら)

男・サンタ(キミがとなりにいるから、なのかな?)









56以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 21:33:02.30 ID:KyqJQSVw0
男「…そろそろ風が冷たくなってきたな。帰ろうか」

サンタ「うん。そうだね。…男くんって詩的な人なんだね。少しびっくりしちゃった」

男「サンタがそれを言うか?よっぽどサンタの方が詩的だろ…同じ風景見てるとは思えない」

サンタ「そう?それを言ったら私をそんな気分にさせるような所を見つけた男くんの方が凄いんじゃない?」

男「ならサンタなんか…って何か不毛な議論になりそうだな。結論としてサンタは詩的だった。ということで」

サンタ「男くんは詩的だった。と言うことで」








57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 21:45:31.52 ID:KyqJQSVw0
――男部屋

サンタ「ただいまー」

男「はい、お帰りなさい。」

サンタ「それで、どうでしたか感想は?」

男「正直楽しかったです。いやほんとにありがとう」

サンタ「それだけ?」

男「それだけって、いや、まあ、うん。他にも色々」

サンタ「…私は、えっと、その。ど、どきどき…してたんだけどなぁ…」

男「えっ…?…じ…実は、俺も…」

サンタ「………」

男「………」








58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 21:49:06.53 ID:de7iI4gfO
胸がきゅんとする







60以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 21:51:58.99 ID:KyqJQSVw0
サンタ「あ、明日早いから寝るね!もう遅いし!お、おおおおやしゅみっっ!」ガ バッ

男「そ、そうだな!早寝早起きが俺らには必要だよな!お、おやすみ!」ガバッ


男・サンタ(とは言ったものの…)

男・サンタ(同じ部屋じゃ意識して寝られないよ…)









63以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 22:00:09.39 ID:KyqJQSVw0
――朝

アカハナ(パチ)

アカハナ「これ程目覚めの良い朝は久しいな」

アカハナ「昨日の湯浴みの所以か…?それに普段に比べこの軽い体の運び…あながち無関係とは思えん。
     何にしろ、男殿には感謝してもしきれんな。」

サンタ「くう〜。く〜っ。………むにゅ」

アカハナ「それと比較するとこやつは…。我が主ながら何という体たらく。今日は朝から精力的に活動すると
     あれほど念を押したのに…。大体人に幸せを送るのが我らが使命であるのに、男殿よりも幸福そうな
     表情をしおって…。私には主を良き方向に導く義務がある。少し灸を据えてやらねばな」








65以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 22:09:16.30 ID:KyqJQSVw0
サンタ「…あれぇ、アカハナおはよ。よく寝られた?…ふあああああ」(結局一睡も できなかった…)

アカハナ「………男殿すまない。少々窓を開けさせてもらう」ヒュオオオ

サンタ「え?アカハナ、どうして私を運んでるの?あっ、布団を整えてくれるんだね。ありがとう」

アカハナ「貴様のような小春日和の頭には、布団の温もりなんぞもったいないわ!」ぽいっ

サンタ「え?えええええ?な、なんでええええぇぇ」ボスッ

アカハナ「自省という言葉の意味を知れ」









67以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 22:17:56.70 ID:KyqJQSVw0
男「アカハナ?起きてるのか?」

アカハナ「…はっ、起こしてしまったか。大変申し訳ない。貴公に対しての重ね重ねの無礼、
     もはや厚顔無恥の振る舞いであるがどうか許して頂きたい」

男「いや、そんなに丁寧に謝らなくても大丈夫だよ。結構俺二人といると楽しいし、
  それに何か空気が心地よいんだよね」

アカハナ「貴公の寛大な態度には本当に頭が下がる。…私の主になってはくれないか?」

男「随分と思い切ったことを…。ありがとう。でもさ、サンタと一緒にいる時のアカハナ、優しそうな顔をしてるよ。
  だからこれからもサンタの良きパートナーとして頑張って」








69以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 22:25:45.67 ID:KyqJQSVw0
サンタ「うううううアカハナは酷い鹿だ。思いやりの欠片もない残虐な鹿だ。」ガチ ガチ

アカハナ「ふっ、片腹痛い。今の私にそんな幼稚な言葉は効かんよ。悔しければもう少し日頃の態度を改善することだ」

サンタ「ううううううう」ガチガチ

男「サンター。着替え持ってきたよー」

サンタ「あ、ありがとう男くん」

男「うん。じゃあアカハナ、着替えが終わるまで外に出てようか」

アカハナ「ああ」









71以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 22:32:46.55 ID:KyqJQSVw0
友「リブァイブ!リブァイブ!!リブァイブ!!!おーれっ!クリスマスなんかに 負っけやっしなーい!
  冥府より参上ぅ!そっれは俺ー!天上天下のデッストッロイー!」ガラガラ

友「おばさあん!おじゃましまあっす!男いますか?」

母「あらおはよう友君。部屋にいると思うわよ」

友「ありがとうございまっす!」









72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 22:39:56.66 ID:KyqJQSVw0
友「最強最悪おっれさっまはーこの世の幸福うっばってくー」ダンダンダンダン

サンタ「♪」

友「いったい目かっげぐっち何のそのーデーモンのまっつえいそっれがっ俺ー」ダンダンダンダン

サンタ「♪♪」

友「人間?なっにそっれ?おっいしっいのー?こっの世っのおっやだっまそっれが俺ー」ダンダンダンダン

サンタ「♪♪♪」

友「うっらぎったアイツはゆっるしったるーアイツももっともっと戦闘(銭湯)いーん」ガチャン








74以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 22:47:03.75 ID:KyqJQSVw0
友「Hey!男ゥ!ホテル、燃やそうぜ!」キラッ☆

サンタ「………」

友(………そう…俺は今までこの神々しさを知らなかったんだよな…天使の陶磁器のような肌。
  俺はそれを見た今、この瞬間、なんだって許せそうな気がする…)

サンタ「………」

友(世界は今二つに分かれてる。それは戦争と、平和さ。でも彼らはきっと分かち合える。
  そう――この肌色夢景色さえあれば)

サンタ「………ッ!」

友(俺は優しくなる。世界の悪を全て飲み込んでしまえるような大きな心を持つ。だから…力を貸してくれッ…!)

友「おしりさわらせてくださいぃぃぃー!!!」

サンタ「出てってえーーーー!!!!」








76以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 22:57:21.11 ID:KyqJQSVw0
友「結果的に酷い目に遭った…。男も結局、俺を裏切っていた…しかし心はどうだ? ああ…憑き物が落ちたよ…。
  実に、すがすがしい気分だ…。ありがとうな、男。……………家にティッシュあったかな…」

サンタは知らぬ間に一人の少年の夜に、幸福をもたらしたのだった。

サンタ「くちゅ。風邪引いちゃったかなぁ…」









77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 23:03:19.13 ID:KyqJQSVw0
男(コンコン)

サンタ「は〜い。もう大丈夫だよ〜」

男「やっぱりそのサンタ服が一番似合ってるな。あれ?俺の貸した服は?」

サンタ「下にしっかり着てるよ〜。…ちょっともこもこしてるでしょ?」

男「確かに…何か小動物的な愛くるしさがあるな」

サンタ「あ、ありがとう…」ポッ

アカハナ「………」








78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 23:08:11.53 ID:KyqJQSVw0
サンタ・アカハナ「ごちそうさまでした」

男「はい、お粗末様でした。そんなに綺麗に食べてくれると作った側としては本当に嬉しいな」

アカハナ「しかし…貴公は本当に万能なのだな。貴公が娶る人物はさぞ幸福だろうな」

男「ぶっ!め…娶るって…俺彼女すらいたこと無いんだぞ?さすがに気が早いよ」

サンタ「…でも男くん凄くモテそうなのにどうしてなんだろうね?実際私はすすす、素晴らしい人だと…思うんだけど」カアア

男「ありがと。まあ…なるようになる…んじゃないかな」










80以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 23:20:51.67 ID:KyqJQSVw0
アカハナ「ときに男殿。忘れているやもしれんが、我々はあなたに幸福を与えるため にここへ馳せ参じた。
     強要している訳ではないが、昨晩の間に何か願いを思いつかなかったか?」

男「…無いよ。ほんとにごめんな。何とか今日中に見つけるようにするからさ」

サンタ「………ううん!そんなに肩肘張らなくても大丈夫!私たちはどんな願いだって叶えられるんだから。
    …ね?だから思いついたら何でもいいから言ってね」

アカハナ「ああ…この世の全てが可能だ。この世に存在する現象の全てが。それが例え世界の崩壊であろうと、
     …慕い、焦がれる人物と共に歩むこともな」








81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 23:22:09.18 ID:KyqJQSVw0
間違えた。訂正版。

アカハナ「ときに男殿。忘れているやもしれんが、我々は貴公に幸福を与えるためにここへ馳せ参じた。
     強要している訳ではないが、昨晩の間に何か願いを思いつかなかったか?」

男「…無いよ。ほんとにごめんな。何とか今日中に見つけるようにするからさ」

サンタ「………ううん!そんなに肩肘張らなくても大丈夫!私たちはどんな願いだって叶えられるんだから。
    …ね?だから思いついたら何でもいいから言ってね」

アカハナ「ああ…この世の全てが可能だ。この世に存在する現象の全てが。それが例え世界の崩壊であろうと、
     …慕い、焦がれる人物と共に歩むこともな」









83以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 23:28:15.02 ID:KyqJQSVw0
男「…それは俺以外の人の願望はダメなのか?」

アカハナ「残念ながら適用されるのは貴公ただ一人だ。まぁまだ一日ある。じっくり考えてくれ」

男「…ああ」

アカハナ「男殿、サンタと共に少しばかり席を開けてもかまわんかな?」

男「うん。いいよ」








85以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 23:34:15.71 ID:KyqJQSVw0
アカハナ「サンタ、私の言いたいことは分かるな?」

サンタ「………何となくは」

アカハナ「今考えていること全てを話してみろ」

サンタ「………」

アカハナ「甘えるな。話せ」









87以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 23:39:01.79 ID:KyqJQSVw0
サンタ「…私より年下なのに、アカハナは何でも分かっちゃうんだね」

アカハナ「何年お前に付き従っていると思ってる。それにあからさまに態度に出ている。
     私では無くとも…気付いているだろうな」

サンタ「ははは…。本当に可愛くないなぁ…アカハナは…この性悪ジカ…」ひくっ

アカハナ「…出来の悪い主を持つと大変なのだ。この、うつけが…」










89以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 23:41:52.23 ID:KyqJQSVw0
男「………」

男「………」

男「………昨日はこんなに、動悸はひどくなかったよな…」

男「…少し熱っぽくて、言葉じゃ言い表せないような、気持ち…だな…」










91以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 23:48:27.78 ID:KyqJQSVw0
サンタ「…ん。もう、大丈夫だよ…」

アカハナ「そうか。ならば続きだ。お前の口から語れ」

サンタ「…私…男くんが………すきだよ」


男「………ああ、そうだよ」

男「………言葉で、言葉を取り繕ってもさ、俺はやっぱり…」

男「…俺…サンタが………すきだ」








93以下、名無しにかわ りましてVIPがお送りします[]:2009/12/24(木) 23:57:32.32 ID:KyqJQSVw0
アカハナ「そうか。…サンタ、知らぬ訳ではあるまい、サンタと人間は恋が禁忌とは されていないことを」

サンタ「うん…もちろん。男くんも私のことを好きなんだろうな、ってことも」

アカハナ「何故躊躇しているのだ?たった一言、たった一言だけでいいのだぞ?」

サンタ「うん、分かってる。でもね男くんの願いは他にもいくつかあるみたいなんだ」

アカハナ「それには同感だ。サンタもやはり感じ取っていたか…それで、どんな感じなんだ?」

サンタ「将来への不安…。それも漠然としたものじゃ無い、最悪の光景が彼の頭の中にあるみたい…。
    それと私への想いがぶつかり合ってる。これも同じくらい強い、想いみたい」










94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]: 2009/12/24(木) 23:59:07.25 ID:KyqJQSVw0
俺が帰る場所。本当に大切な場所。俺が繋いでいく場所。

俺の大好きな女の子。言葉が優しい女の子。幸せにしたい――女の子。








96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 00:04:21.12 ID:ohZeV0cA0
――夜

ガラガラガラガラ

アカハナ「遅くなってしまって本当に申し訳ない…貴公には最後の最後まで迷惑を重ねてしまったな」

男「…なんかアカハナ、謝ってばかりだな。本当に気にしてないよ。むしろ感謝したい気分だよ。
  …サンタも…ありがとう」

サンタ「うん、こちらこそ…本当にありがとう」

男「…アカハナ、サンタ。俺の願い、決まったよ。見送りの時に、話す」










98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 00:14:40.26 ID:ohZeV0cA0
――外。天候は晴れ。綺麗な月が人々をまばゆく照らす。

アカハナ「本当に世話になった。貴公が馳走してくれた風呂、とても気持ちよかったぞ。
     帰郷したら皆にも知らせ、この素晴らしき文化を取り入れよう。…貴公は本当に素晴らしい偉丈夫だった」

男「そんなに気に入ってくれたんだ、ありがとう。アカハナの礼儀正しさは正直見るのが爽快なくらい端正だったよ。
  これからも、物を、人を大切にする気持ち、忘れないでね。」

男「後、アカハナは謝りすぎだから、もう少し図々しくなったほうがいいかも。サンタとも喧嘩しないで仲良くね。
  楽しかったよ。オオツノジカくん」

アカハナ「ああ、ああ。そうだな、確かに私には剛胆さが足りぬかもしれん。勉強させてもらったよ。優男どの」

男「それでいいよ。…あっちに戻っても、元気でな」

サンタ「………」

男「………サンタ…」










100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 00:21:52.07 ID:ohZeV0cA0
サンタ「…男くん…二日間だけだったけど…本当にありがとう。私、一生忘れ無いと思う。この日々のこと、男くんのこと」

サンタ(違う…私が言いたいのは…そんなことじゃない…)

男「うん…。俺も楽しかった。不思議でおっちょこちょいな新米サンタクロースとみんなのお手本になるようなトナカイ、アカハナのことを
  ずっと忘れないと思う…。元気でね…」

男(なんでこんなこと言ってるんだ?もっと言いたいこと、あったはずだろ?…そうじゃないだろ…)

男「じゃあ俺の願いを言うよ。俺の、俺の心からの願いは――」









102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 00:27:17.57 ID:ohZeV0cA0
母「男、男っ…!ちょっと…」

男「………ごめん、少し待っててくれる?」

――玄関。二人を包むは裸電球の頼りない光。

母「………。……………………」

男「………!………………………………………………」










103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 00:32:30.05 ID:ohZeV0cA0
――外。さっきまでの雲は消え去り、至って快晴。全てを明らかにするような光を、天上の月は放っている。

サンタ「…男くん…」

男「ごめんね。遅くなっちゃって。あのさ…うちの銭湯、正月明けには潰れるんだってさ」

サンタ「…え?…」









105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 00:38:54.78 ID:ohZeV0cA0
男「俺、深く考えすぎてた。俺の気持ちも、サンタの気持ちも、…俺の、夢も」

サンタ(イヤだ)

男「俺の守りたい物なんて決まってたんだな」

サンタ(イヤだ…)

男「俺の本当の願いは――」

サンタ(……………ッ!)











男「この銭湯が未来永劫、続きますように!!!!」








107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 00:44:50.08 ID:ohZeV0cA0
その瞬間に、錆び付いた壁が光り出した。
これから連綿と続く歴史を祝福するような煌めきを放って、銭湯は生まれ変わっていた。

産声が地上全てに響き渡るような月の夜。
虚空を見つめる銭湯の煙突は、もくもくと、白い煙を吐き出していた。









108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 00:45:31.49 ID:qY66+bNmO
あぁ…なんか切ないな…








111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 00:55:20.77 ID:ohZeV0cA0
本当にすみません。訂正版。

サンタ「えっ…ぅうっ…ぐす…うえぇ〜ん!」がばっ

男「サンタ…俺、」

サンタ「だいすき!男くんが、だいすきなの!ひくっ、ちょっと嫌いだけど、だい…すき………。ぐすっ。
    ねぇ、男くんは私のこと詩的だって言ったよね…。でも私はやっぱり詩的なんかじゃない!
    キミへの想いなんて、言葉にできないよ…。私、だいすきって言葉しか、しら…ないよ…ひくっ」

ぎゅっ

男「俺も、サンタのことがだいすきだ」









113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 01:02:01.99 ID:ohZeV0cA0
男「俺、未来が不安だったんだ。いつ潰れるかも分からないうちの銭湯に、毎日、毎日足繁く通ってくれるお客さんがいた。
  風呂に入る前は仏頂面の人だっている。むしろそういう人の方が多いかもしれない。でもさ…、風呂から上がった後は、
  みんな笑顔なんだ。。男くん、男くん…って笑いかけてくれるんだ…。ここは、俺の大切な居場所なんだ」











114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 01:04:26.67 ID:ohZeV0cA0
男「でもさ、そんな日々を過ごしてる時に、












サンタクロースがさ、煙突のぞいて落っこちたんだ」









116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 01:09:11.24 ID:ohZeV0cA0
男「最初は意味が分からなかったよ。正直なところ、変人だと思ってた。でもさ…その女の子は凄く可愛くて優しくて、
  そのくせおっちょこちょい、かと思えば世界を言葉で切り抜いてる。…そんな素敵な子だったんだ」

サンタ「………」ポロポロ









123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 01:22:00.81 ID:ohZeV0cA0
男「サンタ…。俺が銭湯を選んだ本当の理由はさ…その女の子とそのトナカイが、だいすきだ、って言ってくれた場所だから…。
  …戻って来いよ、この銭湯に。いつだっていいんだよ、あ、クリスマスの夜、大歓迎だぞ?もちろん来るときは一人と一匹、でさ」

アカハナ「…フ、全く。最後まで…貴公には適わなんな…」

サンタ「うええええぇぇぇぇん!男く〜ん!」ぎゅーっ

サンタ「男くん…、………………………だいすきだよ」













124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 01:26:52.26 ID:ohZeV0cA0
新米サンタと赤鼻のトナカイは、やさしい少年に見送られて故郷へと戻った。

二人はキスさえ交わさずそれぞれの生活に戻った。言葉と言葉のみの約束。

信じられないかもしれないけど、本当のことだ。











127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 01:33:31.47 ID:ohZeV0cA0
――人間界のとある家

友「俺…どうやらサンタクロースにときめいちまったみたいだ…。ああ、抜かなくて本当に良かった…。
  …そうか!そういえばアイツの家には煙突があったな!フッフッフッフッ…そうとわかりゃあ行動あるのみだぜえ…。
  来年こそは!こ・い・び・と・は、サンタクロースっ!!」












129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 01:39:38.92 ID:ohZeV0cA0
――サンタクロース・シティ

トナカイ「あ〜あったまる〜。アカハナ、これ最高の収穫だぞ!よくやった!」

アカハナ「…まぁ、あの場にいたお前にはこれが限度だろうな…」

トナカイ「…ほほう?なにやら面白そうなネタのにおいがぷんぷんするな。どれ、ちょっくら聞かせてご覧なさい」

アカハナ「ふん貴様ごときに聞かせては、あの日が刹那に風化してしまいそうだ」

アカハナ「………あっ、長老!ひとっ風呂浴びていきませんか?」










131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 01:43:16.99 ID:ohZeV0cA0
長老「ここにおける者は、クリスマスに最上の幸福を与えた!
   よってここに、サンタを一人前のサンタクロースとして認定する!」

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!













133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/12/25(金) 01:45:07.01 ID:+HUUjdHs0
ひゃっほう!!!








134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 01:45:41.81 ID:ohZeV0cA0
――そしてまた季節は巡る。気付けばもう、冬だ。










137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 01:54:24.65 ID:ohZeV0cA0
?「??、この格好変じゃないかな?」

??「…その前に一つ質問に答えろ。なぜそんなに着膨れしているのだ?」

?「え?寒いからだけど…それがどうかした?」

??「普通恋心を抱く乙女は、そういった姿を相手に見せたくは無いのでは無いか?」

?「ふふふ〜」

??「なんだその笑顔は?まさか…嗜虐的な性格に目覚めたのではあるまいな…」

?「失礼しちゃうなあ。まぁ、今日は機嫌がいいから許してあげる!さぁ、行こう!」シャンシャンシャンシャン








139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 02:03:50.37 ID:ohZeV0cA0

今日はあの日と一緒で、よく夜空が広がっている。でも、寒いのは変わらないからあの子はきっと厚着をしてくるだろう。

今から彼女見るのが楽しみだ。

俺はクリスマスは今でも家族とか、友達、ペットとか、大切な人や動物と共に大切な時間を過ごす日だと思っている。

それは彼女ができた今でも変わらない。

今年おふくろはスキー旅行に行った。商売繁盛で前よりも太った。お客さんは変わらずその笑顔を俺に向けてくれる。

俺?俺は今年彼女と一匹のトナカイと過ごすんだ!大切な一人と一匹だ。










142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 02:16:14.36 ID:ohZeV0cA0
シャンシャンシャンシャン

?「…久しぶりだね。男くん」

??「貴公はこれと言った変化がないのだな」

男「いきなり言いたいこというなぁ。サンタ、アカハナ。…サンタはやっぱり厚着してきたな」

サンタ「だって本当に寒いんだよ〜?ちなみにこれは前に男くんから借りたシャツでございます」

男「…すっかり忘れてたわ、それ。まぁ、忘れないで着ていてくれてありがとう」

アカハナ「男殿、もう風呂は沸いているのか?」

男「もちろん!あったか〜くしてあるよ!早速入る?」

サンタ「入りたいで〜す!」

アカハナ「右に同じ」

男「じゃあ行こうか!ちゃんと芯まで温まれよ!」ガラガラガラ ピシャン


今日この日も、あの煙突は白い息を吐き出している。

その光景は、あの日と変わらない。

お し ま い。










143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 02:17:29.15 ID:R4XUV+BM0
聖夜に心温まる話を見れた









144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 02:18:40.88 ID:k6+KBY5RO
乙!
面白かった









145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 02:23:58.71 ID:ohZeV0cA0
この稚拙な文章を読んで頂いてありがとうございました。
また会えたら会いましょう。







146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 02:25:50.09 ID:OJoCU0OtO
乙!








148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/12/25(金) 02:50:48.41 ID:yX5z8z7cO

おやすみ









149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 03:16:58.84 ID:3yyxw7pCO









155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 11:32:25.08 ID:dMMPPZWcO
温もった








157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/12/25(金) 12:29:51.18 ID:eB4/5Ad9O
自分に技術と知識があれば是非映画化したい。

本当に良かった
クリスマスが好きになれたかも






【だれも知らないサンタの秘密】